2020年11月1日

治療家の不養生続き

1つ前のコラムに私も久々にぎっくり腰になりましたと書きましたが

動けるようになるまでに3週間以上かかりました。。

ぎっくり腰をやった方なら、なかなかなレベルのぎっくりをやったなと分かってもらえると思います。(苦笑

それで改めて分かったこと、感じたことを述べてみます。

ぎっくり腰は過去に4回ほどやりましたが、今回は痛み評価10段階の10です!(ちなみに二度目のレベル10です)

初めの10日くらいは夜寝ていては寝返りのたびに何度も痛みで目が覚めるほどです

朝もまあ、きついきついきつい・・・・です。

こんな感じのぎっくり腰でした。

私はぎっくり腰は比較的に自信をもって施術しています、それこそその場で動けるようにします!

と言っていました。

しかし、今回のことで分かったのは、レベル10のぎっくり腰は無理ですね、すみません。。

レベル7~8までですね、その場でよくできるのは。

それ以上は痛みが少し落ち着いてですね。

ではレベル9以上ってなによ?って話ですよね。(笑

それはあくまで私感ですが、今回は本当にひどいぎっくり腰だったのですが

最初の1週間くらいはどこが痛いのかというと、わからないのです!

もちろん腰が痛いのですが、ではどの部分の腰が痛いかというと左側をやったなというのは

分かるのですが(右も痛いんですよ)ではどこの筋肉を痛めたかというと

専門家である私(鍼灸免許持っています)がうまく言えないんです。

強いて言うなら全部痛いんです、でも、術者側から言うとそんなことはないんです。

必ずどこかの筋肉を傷め、それがまた他の筋肉に影響を及ぼして痛みが出ているのです。

ですが、それがわからないのです。

今回はかなり観察しましたが、どこの部分が一番痛いのかがわからないのです。

ほんとに全部痛い、これがレベル9~10かなと。。

そしてこの状態で私も研究!のために近所の鍼灸院2件、マッサージ1件行きました。

が、結果はやはり全然改善しません。。

これは近所のお店を否定して言っているのではありません。

私が2人居て、この状態を自分で自分を治療しても無理だろうなと思いましたから。

レベル10、分かってもらえたでしょうか?

じゃあどうすんだよ?って聞こえてきそうですね。(汗

これはですね、身も蓋もありませんが、ある程度動けるようになってからの治療が良いかと

ある程度動けるとは、痛い場所が言える・分かるという感じです。

これなら治療出来ます!

というのは

先日、新規のぎっくりの方が3名いらっしゃったのですが

(3名みんなベッドに横になるのに一苦労レベルですからまあまあな痛さですよ)

2名はどこが痛いのか言えた、探せた方でした、そして1人だけが

どこが痛いかうまく言えないぎっくり腰でした。

(これは今後のためにも良い機会だと感謝して施術させていただきました)

結果は先の2人はその場で動けるようになり、感謝してくださいました(こちらこそです!)

そして、後の1人はやはりあまり改善しませんでした。

これはいろいろ考えられるのですが、ちょっとまだうまく説明できないです。

ただ言えるのは、痛い場所がちゃんと言える・分かるということは

治療の方針が立てられるということだと思われます。

もちろん、初めて腰痛やぎっくり腰になった方は上手く説明できなくても当然ですし

痛みの感じ方も人によって違うので、一概に痛みのレベルも当てはめられないのも当然です。

 

何かしら伝わったらと思い書きました。