仙骨とは(仙骨はどこ?)

ABOUT SACRUM

  • TOP
  • 施術について
  • 仙骨とは(仙骨はどこ?)

仙骨とは?体の中心を支える骨の役割

「仙骨(せんこつ)」とは、背骨の一番下にあり、骨盤の中央に位置する逆三角形の骨のことです。 文字通り「仙人(聖なるもの)の骨」と書くこの骨は、身体の重心であり、すべてのバランスを司る要(かなめ)です。

仙骨の構造

仙骨は単独で存在しているわけではありません。 この逆三角形の土台の上に、腰椎5個、胸椎12個、頚椎7個、そして重たい頭蓋骨が積み木のように乗っています。 さらに左右には「腸骨(ちょうこつ)」があり、股関節へと繋がっています。
仙骨と背骨の構造図
身体の「中心」に位置する重要な骨です
つまり、仙骨が少しでもズレたり傾いたりすると、その上にある背骨全体、そして頭蓋骨までもがバランスを崩してしまいます。 「末端の症状であっても、中心(仙骨)のズレを治せば消えてしまう」と言われるのは、こうした構造上の理由があるからです。

仙骨の働き

仙骨と腸骨のつなぎ目(仙腸関節)は、「骨間仙腸靭帯」という人体の中で最も強靭な靭帯でガッチリと結合されています。
仙骨を支える強力な靭帯
強力な「靭帯」が関節を支えています
さらに、その周りを多くの重要な筋肉(インナーマッスル)が覆っています。
  • 前面(お腹側):大腰筋、腸骨筋、腰方形筋、梨状筋など
  • 後面(お尻側):多裂筋、仙棘筋(最長筋・腸肋筋)など
仙骨周辺の深層筋肉図
身体の深層にある筋肉が仙骨の安定に関わります
これらの筋肉は、上半身と下半身をつなぐ重要な役割を果たしています。 仙腸関節に不具合が起きると、これらのインナーマッスルが過剰に緊張したり、逆にうまく働かなくなったりして、腰痛や姿勢の悪化を引き起こします。

歪みと姿勢の関係

かつて医学界では「仙腸関節は動かない(不動関節)」と言われていました。 しかし実際には、1mm~3mm程度のわずかな「あそび(可動性)」があることが分かっています。 このわずかな動きが「ショックアブソーバー(衝撃吸収装置)」となり、歩く・走るといった動作の衝撃を逃がしてくれています。 もし仙腸関節が完全に固定されていたら、歩くたびに衝撃が脳へダイレクトに伝わり、私たちは普通に生活することさえできないでしょう。

【やってみよう】仙腸関節の動きを感じる方法

手順: 立った状態で、自分の仙腸関節(お尻の真ん中の平らな骨と、その横の膨らみの境目あたり)に手を当ててみてください。 そのまま足踏みをしたり、少し歩いてみたりしましょう。

手のひらで、仙骨が動いているのが感じられると思います。 これが、あなたの身体を支えている「仙腸関節の動き」です。
この記事の監修者
堺 直哉
堺 直哉 (鍼灸師・整体師)
  • はり師免許証 第182828号
  • きゅう師免許証 第182661号

慢性的な痛みや自律神経の不調に対し、仙骨調整と東洋医学を組み合わせた根本治療を行う。 国家資格保持者として、医学的根拠に基づいた安全な施術と情報発信を心がけています。

電話予約 WEB予約は準備中