仙骨と腰痛の関係

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仙骨の歪みと腰痛の関係をわかりやすく解説

「何年も腰痛に苦しんでいる」 「いろいろな治療院を回ったけれど、すぐに痛みが戻ってしまう」

当院にいらっしゃる患者様の多くが、このようなお悩みを抱えています。 なぜ、あなたの腰痛は治らないのでしょうか? その答えは、腰痛の原因が「関節の動き(機能)」にあるのか、それとも「筋肉の傷(器質)」にあるのかを見極められていないことにあるかもしれません。

1. 仙腸関節の「機能性障害」(関節のロック)

かつて医学界では「仙腸関節は動かない関節(不動関節)」とされていましたが、現在では「わずかに動く」ことが定説となっています。 このわずかな動きが、何らかの衝撃や姿勢のクセによって失われ、仙骨と腸骨が引っかかって動かなくなる状態を「機能性障害(ロッキング)」と呼びます。

反り腰の人に多い「前方変位」

特によく見られるのが、仙骨が腸骨に対して前方へお辞儀するように倒れ込んでロックしてしまうケースです。いわゆる「反り腰」の方に多いパターンです。 この場合、関節の引っかかり(ロック)を外して動きを良くしてあげるだけで、何年も苦しんだ痛みがその場で消えることも珍しくありません。

仙腸関節のロックと痛みの原因図解
土台が傾くと、それを支える筋肉が緊張し痛みが発生します

「骨の形」には異常がないため、レントゲンでは見つかりませんが、確実にそこに存在する「動きの異常」です。

2. 仙腸関節の「器質性障害」(筋肉・腱の損傷)

一方で、「骨盤矯正を受けたけれど痛みが消えない」というケースもあります。 これは、痛みの原因が関節のズレそのものではなく、関節を支えている「筋肉や腱の損傷」にある場合です。これを「器質性障害」と呼びます。

仙腸関節の周りには多くの筋肉が付着しており、これらが最初の「ショックアブソーバー(衝撃吸収装置)」として働いています。 しかし、スポーツや事故などの強い外力、あるいは長時間のデスクワークなどの持続的な負荷がかかり続けると、筋肉や腱(骨とのつなぎ目)が耐えきれずに炎症や萎縮を起こします。

  • 筋肉が萎縮して硬くなり、骨を引っ張ってしまう
  • 腱が炎症を起こし、動かすたびに痛む
  • 関節を整えても、支える筋肉が悲鳴を上げているため痛みが引かない

この場合、いくら骨だけをボキボキ矯正しても意味がありません。 まずは傷ついた筋肉や腱をケアし、萎縮を取り除く必要があります。

「機能」と「器質」の両方から整える

腰痛の原因が「骨のロック(機能性障害)」だけなのか、それとも「筋肉の損傷(器質性障害)」も併発しているのか。 あるいは、筋肉の損傷が原因で骨が引っ張られ、ズレているのか。

当院の最大の特徴は、この見極めを徹底して行う点にあります。

どちらか一方ではなく、両方の視点を持つからこそ、長年治らなかった腰痛や、原因不明の坐骨神経痛に対して結果を出すことができるのです。 「私の腰痛はどっちだろう?」と思われた方は、ぜひ一度ご相談ください。

この記事の監修者
堺 直哉
堺 直哉 (鍼灸師・整体師)
  • はり師免許証 第182828号
  • きゅう師免許証 第182661号

慢性的な痛みや自律神経の不調に対し、仙骨調整と東洋医学を組み合わせた根本治療を行う。 国家資格保持者として、医学的根拠に基づいた安全な施術と情報発信を心がけています。

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