尾骨痛(尾てい骨痛)
仙骨の先にある尻尾の骨のことを尾骨と言います。尾てい骨という言い方の方が一般的かもしれません。
ここを尻餅をついて、痛める方は結構多いです。
長年に渡り、放ってしまっている方も多いようですね。
原因はスポーツをしていて転んだり、階段でつまづいたりなどです。
大抵は数日で治まるのですが、それが弱い痛みなんだがずっと続くとか
座るとなんか痛いとか違和感があるなどです。
中にはそれ以降、鬱のような状態になってしまう方が居ます。
非常にデリケートな場所なのでしっかりと治さないといけません。
ある整体では、ここを強く打つと将来に突然死につながるとも言っています。
学校でもイスを引くいたずらは厳禁だったはずですよね。
(これで立ち上がれなくなる人も居るんです!)
尾骨は病院に行っても保存療法がほとんどで放っておくしかないのです。
(骨折した場合でもおそらく保存療法が第一選択だと思います)
当院では、まず本体である仙骨を正します。
尾骨を打って、仙骨も影響を受けてしまっているからです。
しかし痛みの原因は、尾骨を強く打った際に、庇うために仙骨、尾骨付近の筋肉が強力に力んで
その収縮が残ってしまっていて、それが凝りとして痛みが起こっているです。
これらを解消しなければなりません。
臀部の硬くなっている筋肉をしっかりとほぐします。
また尾骨温灸もして尾骨付近の血流改善も行っていきます。
すると、尾骨付近の凝り固まっていた筋肉が緩み、尾骨の締め付けられたような感じも
無くなっていきます。