先週あたりにタレントのマツコ・デラックスさんが羽田空港で急性の腰痛になり
動けなくなって、北海道ロケに行けなかったと記事がありました。
ご存じの方も多いのではないでしょうか。
(ひどいぎっくり腰になられたんでしょうね、、、)
で、この記事の中で、マツコさんの「腰から股関節にかけての関節の亜脱臼」という
表現がされていましたが、腰から股関節にかけての関節なんかありません!(股関節は関節であって骨ではありません、だから言葉として間違っています)
恐らく仙腸関節のことを言おうと思ったのでしょうかね?
仙腸関節は仙骨と腸骨(寛骨)の関節であり、腰(腸骨)と大腿骨の間が「股関節」です。
ちょっと分かりずらいですかね??
まあ、腰から股関節にかけての関節なんかない!ということで。(笑
そして!です。
ぎっくり腰で強い痛みがでると、たまに仙腸関節が亜脱臼したとか、
仙腸関節の捻挫ですとか言われますが、仙腸関節は非常に強力に靭帯で繋がっているので
よっぽどな外傷(交通事故クラス)でない限り、捻挫や亜脱臼なんど起こしません。
まして、整形外科ではまだ仙腸関節は不動関節であると言っているはずなので
捻挫など起こしようがないのです。
ではなぜ、仙腸関節の捻挫などという表現が使われるのでしょうか?
それは世間がぎっくり腰を舐めているからです!(笑
なったことのない方は「たかが腰痛で~」みたいなことを言うのですが
ほんとに痛いです!!
私も過去5回ほどやっており、今回のマツコさんよりひどいと思うのもやってます。。。
で、あまりにも痛がるから、仙腸関節が捻挫したんじゃないですか?みたいなことに
なっているんだと個人的には思います。
話がずれましたが、、ぎっくり腰は原因は様々です。
仙腸関節由来のぎっくり腰ももちろんありますし、そうでない場合もあります。
その辺はHPにいろいろと書いてあるのでぜひご覧ください!