よくテレビや雑誌などで、腰痛の原因の85%が分からないというのを
聞きませんか?
実際はどうなのでしょうか?
これは私は断言します。
この不明の85%というのは筋肉の疲労や凝りです!
というのは、MRIやレントゲンで写るのは骨です。
筋肉は写りません。
なので、
「骨には異常ありませんねえ~、ただこの腰椎と腰椎の間が狭いのでヘルニアかもしれませんね」
となってしまうのです。
そして、安易なヘルニアの手術。。。その後の腰痛人生の始まりです。
当院にもたくさんいらっしゃいます。
そして、大事な仙腸関節の動き!
また仙腸関節のずれは写りますが、仮に右と左で1ミリずれていたとします。
その1ミリのずれを大きいと診れるのか異常なしと診るのかは
その見た方の経験に因るでしょう。
恐らく、ほとんどの方は異常なしと判断してしまうのではないでしょうか。
MRIやレントゲンは一瞬しか写っていません!
しかも寝ている状態で撮っているのがほとんどです。
本来なら、立っているとき、動いてあるときの状態がわからないと
あまり意味が無いのではないでしょうか!?
また、一瞬の撮影では、仙腸関節の可動性はわからないのです!
撮った一瞬はずれていても構いません、日常の動きのときに
仙腸関節がよく動いていれば問題はないのです。
というわけで、私の個人的見解は、MRIやレントゲンで腰痛の原因が
分かることは、今の状態ではないだろうなと思います。
手や指には目は付いていませんが、「観る」ことは出来ます。
腕の良い治療家をお選びください!
私も少しでも皆様のお力になれる様、精進していきたいと思います!