2019年1月17日

腰痛の原因の85%は不明?!

よくテレビや雑誌などで、腰痛の原因の85%が分からないというのを

聞きませんか?

実際はどうなのでしょうか?

これは私は断言します。

この不明の85%というのは筋肉の疲労や凝りです!

というのは、MRIやレントゲンで写るのは骨です。

筋肉は写りません。

なので、

「骨には異常ありませんねえ~、ただこの腰椎と腰椎の間が狭いのでヘルニアかもしれませんね」

となってしまうのです。

そして、安易なヘルニアの手術。。。その後の腰痛人生の始まりです。

当院にもたくさんいらっしゃいます。

 

そして、大事な仙腸関節の動き!

また仙腸関節のずれは写りますが、仮に右と左で1ミリずれていたとします。

その1ミリのずれを大きいと診れるのか異常なしと診るのかは

その見た方の経験に因るでしょう。

恐らく、ほとんどの方は異常なしと判断してしまうのではないでしょうか。

 

MRIやレントゲンは一瞬しか写っていません!

しかも寝ている状態で撮っているのがほとんどです。

本来なら、立っているとき、動いてあるときの状態がわからないと

あまり意味が無いのではないでしょうか!?

また、一瞬の撮影では、仙腸関節の可動性はわからないのです!

撮った一瞬はずれていても構いません、日常の動きのときに

仙腸関節がよく動いていれば問題はないのです。

 

というわけで、私の個人的見解は、MRIやレントゲンで腰痛の原因が

分かることは、今の状態ではないだろうなと思います。

手や指には目は付いていませんが、「観る」ことは出来ます。

腕の良い治療家をお選びください!

私も少しでも皆様のお力になれる様、精進していきたいと思います!