先月の9月27日~10月4日までハワイにフレッシュ献体解剖研修というのに
参加してきました。(お休みだったのはその為です)
どういうものかというと、新鮮な状態のご遺体を自身で解剖させてもらえるというものです!
私は鍼灸の資格を持っているのですが、鍼灸学校の在学中に一度以上、ホルマリン漬けの
解剖研修に行かされます。大学医学部の解剖研修場をお借りして見せていただくのですが
もう何度も使ったご献体なのでボロボロの状態で、正直この状態の解剖を見ても
あんまり参考にならないなあ~が第一印象でした。
またホルマリン固定といってホルマリン漬けなので変色もしています。
(ホルマリン固定というのは溶けてしまうような臓器や、崩れやすい細い筋肉などを
「固定できる」ので観察しやすいという利点があります)
しかし、今回のハワイでのフレッシュ献体解剖は世界で唯一、ホルマリン漬けではない
フレッシュなご献体を医者でなくとも参加でき、自分でメスを持って解剖までさせてくれる
というものです。
もちろん、講師の方が居てメスの使い方や、実際の解剖のやり方などは指導を
受けながら進めていきます。
実際の仙腸関節はどうなっているのか?
骨盤周辺の筋肉はどのようについているのか?
脊椎の中はどうなっているのか?
などなどの疑問を解決できたのか?次回に続きます。