もちろん動きます!以上と言いたいところなんですが
動きませんと言っている整体師さんとかも多いんです。
あと日本の古い整形業界なんかでは、不動関節だから動かないと言っている人たちも
いらっしゃいますね。
先月にフレッシュ献体解剖に行ってきたと書きましたが
このフレッシュ献体解剖で当然、仙腸関節も見れますから、この解剖に行った人たちの
中にも献体の仙腸関節は動かなかった、だから動かないという人たちも居るようです。
しかし、ご献体は規則があり、バラバラに分解すような解剖は禁止されています。
骨盤部分を切り出して、仙腸関節を動かすチェックは出来ません、
どうするかと言ったら、動かしずらい状況で動かそうとして動かないと言ってるんですよね、、
そして同じ状況でそれで言ったら、背骨(胸椎や腰椎)も回旋しないんです
背骨は動かないと言うんですかね??
今回たまたま同じフレッシュ献体解剖に参加していた理学療法士兼大学教授さんが
生きている人をCT検査で見ると仙腸関節は動くんですよ、遺体だと動かないように
感じるだけですねと、その場で会話しました!(この方は海外含め解剖研修に20回以上参加されています)
仙腸関節は動きます!!
またYouTube等でかなり積極的に発信されている、有資格者整体師さんは海外の論文も
読めるようで、仙腸関節が動くか動かないかは言っているのは日本くらいだと
嘆きながら怒っていました、、。
私は英語が読めないのでそこは分かりませんが、20年の臨床経験でいうと
動きます!
動きずらい方はもちろん居るのですが、ほんとに動くときは「ぱきっ」と音がします。
個人的な見解でいうと、動くは動くが個体差が非常に大きいとそう感じます。
(最後にちょっとずれますが)
ただ仙腸関節の不具合だけが腰痛(その他)の原因ではないということです。
仙腸関節は人体の中心にあるのでなんらかの影響はあります、しかし、腰痛の
主原因は仙腸関節の不具合だけではないということです。
それはHPにもこのコラムにも書いていますが、筋肉の凝りです。
凝りをほぐし、仙腸関節の動きを良くする、すると大体の腰痛は良くなっていくことが
多いです。