これで意味が通じるでしょうか?
もしかして!?と思った方はそういう症状のある方かもしれませんね。
普通、腰痛というと腰を曲げると痛い、捻ると痛い、とか動きを伴うと
痛みが出ると思います。咳とかくしゃみもそうですね。
そうではなく、腰のある一部分だけが痛いという症状です。
これは打撲じゃないの?と聞くと打った記憶がない、もしくは
絶対に打撲じゃない、なにかの拍子でここだけ痛くなったという方も居ます。
これが1人2人ですと、まあどこかで打撲したんじゃないのかな??と思うのですが
忘れかけた頃にこういう症状を訴える方がたまに来院されるのです。
皆さん、腰痛という言い方をして、まずは整形等に行くので
当然、普通の腰痛の治療をされて、全然違うんだけどな~~、、、となるそうです。
まあそうなりますよね。
私もこういう症状を訴える方が4人目以降から「あ!これは?」と気付くようになり
話をよく聞くと、「そうなんです、ほんとは腰痛じゃないんですが
でも腰が痛いので取りあえず腰痛と言って全然治らないんです。。」
という会話になります。
これはどういうことかというと、例えば仙骨の際のある部分だけが
触るとすごく痛いとか、同じ姿勢を続けているとその部分だけ痛いとか
腸骨の縁の部分が、壁とかイスに触れると痛みが出るとかです。
私も最初はどういうことなんだろう??と思いましたが
よくよく調べてみると、仙骨や腸骨の際には主に大殿筋が付着しています
その大殿筋の付着部分(起始部)がなんらかの原因で非常に狭い範囲で固くなり
その部分を引っ張るようなテンションが生じて痛みが出ていることがわかりました!
ですので、痛みが出ている個所の筋肉を緩めてあげると、特に固くなった付着部分をほぐすと
腰の一部分だけが痛いという謎の症状も解決します。
たま~にしか来ないので、この症状で悩んでいる方は少ないと思いますが
いらっしゃいましたら、ぜひ当院へ!