2023年1月27日

痛くない腰の反り方(後屈)

前回は痛くない腰の曲げ方(前屈)でしたが

今回は反対の動き、痛くない反り方(後屈)を説明したいと思います。

まあ日常生活では、それほど腰を後ろに反らすことはないかもしれませんが

腰痛になって、後ろに反らすのが怖くて出来ないという方は多いと思います。

今回も文章だけでは伝わりづらいかもしれませんが、出来るだけわかりやすく

説明したいと思います。

まず普通に反ると腰に痛みが出たり、脚にかけて痺れが出たりする方は

腰を反らすと、悪い意味で腰(腰椎部分のみ)しか動いてないのです。

そして本来、協調して動くはずの胸椎(背中)や骨盤(仙骨と腸骨)がほとんど動いてないのです!

痛めた腰なのに、その痛い腰をメインに使って動作をしてしまっているのです。

これが痛みや痺れを誘発します。

そうではなく、痛めた腰に負担をかけずに、背中や骨盤(臀部)を

上手く使って反る動作をするのです。

痛い反り方(後屈)というのは、 体を横から見たとすると

腰椎部分で体が「くの字」になって曲がっていきます。(これが腰椎メインの反り方)

一方、健康な方の後屈は、横から見て体全体で「Uの字」のような

反り方をします。(胸椎や骨盤を協調した動き)

これをすれば良いのです!

やり方は、痛い方は胸椎や骨盤が動いていないと書きましたが

その逆の胸椎や骨盤を使って後屈するのです。

まず体を反って(後屈)いくときに、腕をバンザイをするようなつもりで

大きく胸を開いて反っていきます。

これにより胸椎は大きく動きます(手はバンザイから腰に添える動きです)

そして、そのまま骨盤(臀部)を前方に突き出していきます、このとき横から見て

体全体が「Uの字」になっているような感覚があれば成功です。

反った(後屈)時の腰の痛みが減っているはずです。

この動きはリハビリにもなるので、「いや日常で反らないし」と

いう方も是非やってみてください!

自然と腰に負担にならない動きが身に付いて、腰痛改善につながっていくと思います!