猫背の相談が最近非常に増えています。
猫背について悩んでいる方が多いようです。
姿勢を横から見ると背中が必要以上に丸まり、首が前に出てしまっていて
肩が前に巻き込んでいる状態です。反り腰もセットで付いてきます。
不健康に見えますし、治せるものなら治したいですね。
原因は何かというと、これもズバリ仙骨なんです。
背骨の土台である仙骨が前に傾いてしまい、脊椎の生理的湾曲が強くなりすぎてしまっているのです。(図1をご覧ください)
腰痛とセットの方もいますし、そうでない方もいます。
私の見解では腰痛をもっていない方でも、いつ腰痛を発症してもおかしくないと思われます。
というのは、生理的湾曲が強くなると脊椎と脊椎の間が狭くなり
椎間板が押し出されて神経を刺激するリスクが大きくなるからです。(図2をご覧ください)
また仮に腰に痛みが無くても、肩が前に巻き込んでいるので
肺が狭くなって呼吸がしづらいという方もいます。
他には背中の丸まっている部分の背筋が固くなり、背中が凝ってしょうがないなどの
症状をお持ちの方もいます。
猫背を治そうと無理に胸を張ってる方もいらっしゃいますが
原因は丸まった部分の背骨ではなく、その土台の仙骨の傾きです。
ですから、無理に胸を張ろうとすると、余計に反り腰気味になってしまい
反動でますます猫背になってしまいます。
反り腰気味になった仙骨を戻すほうが猫背解決の早道になります。
自分でやるならば、仙腸関節ストレッチのページをご覧ください。
やり方を詳しく説明してあります。
仙腸関節ストレッチのページ⇒仙腸関節ストレッチについて
やり方がわからない、自分でやるのは面倒だという方はご連絡ください。