幾つか書いているかもしれませんが、再度書いてみます。
ぎっくり腰になるとよく聞く表現です。
痛みが強く出て、歩くのもかがむのも寝るのも一苦労です。
痛みがすごいのですが、筋肉の張りがそれほどでもない場合があります。
痛みを感じる場所は背骨の真ん中が痛いという場合が多いです。
これが困りものです!
腰が抜けそうな感じがするというのは大腰筋を痛めているからだと思われます。
というのは大腰筋は上半身と下半身を繋ぐ筋肉です、その大腰筋がうまく
働かないので、腰が抜けそう、脚が抜けそうという表現になるのです。
この場合、痛みを感じる場所は骨盤の奥とか、腰の深い部分が痛いと
表現することが多いのです。
しかし、そうではなく痛みの感じる場所が背骨の真ん中という場合です。
これは大腰筋の症状ではありません、でも、腰が抜けそうとも訴えます。
最近分かったのですが、大腰筋は痛めています、しかし、大腰筋を
緩めても症状はあまり変わりません。
背骨の真ん中という表現がヒントでした。
恐らくですが、大腰筋がうまく働かないことにより、背骨にも負担がかかり
背骨(脊柱)を支える脊柱起立筋群の深層筋である多裂筋や回旋筋という筋肉があるのですが
それらが疲労困憊になり、背骨を支えられずに背骨の真ん中が痛いという表現になるようです。
その疲れ切った多裂筋をしっかりと緩めてあげると、背骨の真ん中が痛いという症状が
グッと楽になるようです。
またぎっくり腰になってすぐ処置したほうが良い場合が多いのですが
抜けきってしまっているようなときは、2~3日して痛みが固まって?からの
施術のほうが良い場合もあるようです。
これはもうその人その人によって違うので一概には言えませんね。