腰が痛くなると、患部の腰だけでなく臀部や脚へも痛みが出ます。
今日は脚への痺れや痛みについて書いてみます。
脚への痺れや痛みと言っても複数あります。
例えば腿の外側に痛みが出たり、裏側に出たり
ふくらはぎ側に出たり、脛の横(前脛骨筋)に出たり
足の指だと親指に出たり、小指側に出たりなどいくつかパターンがあります。
これは実は腰のどの部分を痛めているのかによるのです。
例えば腿の外側の場合は腰椎の4番(L4)辺り、脛の横なら5番(L5)辺りを痛めています。
腿の裏側(ハムストリングス)なら仙椎の1番や2番(S1、S2)辺りの筋肉が固くなり
神経を圧迫して脚に痺れが出てしまうのです。
脚に原因があるわけではありません。
ただし!それは腰痛の期間が比較的に短い場合です。
程度や人によりますが、だいたい2~3年未満の腰痛なら腰をなんとかすれば脚への違和感は
なくなります。
ただ腰痛歴が長くなると、脚の痺れや痛みが出ている部分の筋肉も凝りだして
腰だけを治しても、今度は脚の凝りが邪魔をして腰痛が治りにくくなるということがおきます。
その場合はその脚の凝りを取らなければなりません。
実はこのパターンは結構多いです、腰の部分は柔らかくなっているのに
すぐに腰が痛くなると、よくよく聞いてみると実は脚の外側にずっと違和感があるんですと、、
でも腰とは関係ないと思っていましたと。。
早く言ってよ~~です。(笑
こういった場合は腰と脚の両方を(場合によっては脚だけでも)をしっかりと
凝りを取ると腰痛は良くなります。
腰がずっと痛いと、脚のことなど無視してしまいがちだったり
脚は我慢できると思ってしまっている方は結構多いです。
しかし、それが2次的な原因となり腰痛がなかなか治らないということもあります。
遠慮なく、実はここも痛いんですとお伝えください!